本当に驚きなんですがトヨタ2000GTのEVがありました。
時速200キロで走るソーラーカーとして製作されたトヨタ2000GTEVを紹介しましょう。
トヨタ2000GTは知らない人がいないと言うほどの有名な名車です。
もう60年以上前なんです、1960年代に300台程度のだけ生産されたトヨタのスポーツカーです。
そのフォルムのかっこよさから、現代でも欲しいと思っている人が少なくありません。
ただ、オークションなどの出品では1億円レベルの価格となっているため、一般の人には購入することは難しいでしょう。
さて、2000GTのソーラーカーはどうやって登場したのでしょうか。
これはトヨタ自動車同好会が製作したものです。
トヨタ自動車同好会はトヨタ社員の中でも車好きが集まったクラブです。
トヨタの名車を利用してソーラーカーに改造しています。
ソーラーカーはエコが売りですが、かっこいい車に乗りたいと考える人も多いですから、遊び心満載の車になっています。
もちろん、市販されているわけではなく、東京オートサロンで展示されました。
トヨタの話題づくりの一環です。
ソーラーパネルを利用してバッテリを充電することができますから、完全なゼロエミッションを達成しています。
フル充電すれば60kmを走ることができます。
ただ、充電時間は2週間もかかってしまいます。
こだわりのゼロエミッションでしょう。
車体にはいろいろなメーカーのロゴが入っており、各社からの協力によって完成しています。
このようなこだわりを持つことによって、現代の技術が応用されていくことが重要でしょう。
実用性はないとしても、その気持ちが大切なのです。